2020年7月7日

「新しい日常」にツイテケナイ黄昏エンチョーのつぶやき ~その7~ 緊急事態?①

「その3」から「その6」は、吠えすぎたと多少反省している。でも吠えたことで不安が闘争心に変わった。不安が内面で変化し、安心して前進していいんだという思いに変わった。表現することで新たな力が湧いてくると久しぶりに実感している。

さて、2月末、安倍首相が唐突すぎるイベントの自粛要請と全国一斉休校の要請をし、世の中が一挙に「緊急事態」であるかのような雰囲気になった。僕はあの時点でミサイル騒ぎと似たものを感じていた。そもそも「自粛の要請」という論理はありえない。自粛はあくまでも自分で決めることであって他人から要請されるものではない。「自粛の要請」については機会があったらいずれ……。

1月下旬頃から日本でCOVID-19の感染者が確認され始めた。あれ以来今日まで、滋賀県の水口でエンチョー・ボクシをしていてCOVID-19感染について緊急事態=危機と感じたのは2回のみだった。

1回目は、2月20日頃。隣接の府県に感染者が確認され始めたときだった。折しも28日には年長組のお別れ遠足(スケート)が予定されており、感染確認地を結ぶJRびわこ線等の公共交通機関を使用することになっていた。混雑しているびわこ線や瀬田駅からの学バスを利用せねばならず、未知のCOVID-19から子どもを守らなければとその時、初めて危機感を強く持った。そこで週明けの25日、緊急の職員会を招集し、子どもたちが楽しみにし、保護者も期待している10数年来恒例となっているお別れ遠足をどうするか職員全員が意見を出し話し合った。この状況下で子どもために何ができるのか。結果、すべてをキャンセルし、幼稚園や城山を会場にして、子どもたちがやりたいことができるスペシャルデーにすることに決めた。子どもも保護者もはじめは落胆が大きかったが、終わってみれば子どもも職員も保護者も満足いく一日となった。

2回目の危機感は、4月6日、水口町内で初めての感染者が確認されたときだった。超々高齢化している水口教会での礼拝は、感染確率の高い空間だと言われていた。密集・密閉・密接の所謂「3密」が重なる空間が教会の礼拝だと言われていた。高齢者や基礎疾患を持っている方が、重症化しやすいと(これも)言われていた。真偽の程は未だわからない。隣国のキリスト教会がクラスターになったとの報道もあった。教会の礼拝は不特定多数の方に開かれているし、感染者や濃厚接触者が水口教会の礼拝に出る可能性はないとはいえない。2回目の危機感は、超々高齢化している教会員をCOVID-19感染から守らなければ!というものだった。(6/23、つづく)

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